悪戸いも|山形県村木沢産

悪戸地区に伝わる幻の里芋
十数年前、一般販売されない悪戸いもの種を守り保持していた農家はたった5軒。自家消費用に栽培され、市場に出回ることがほとんどない幻の里芋でした。私たちは、何百年も続く伝統野菜「悪戸いも」の種を絶やすわけにはいかないという思いで貴重な種を分けてもらい、少しずつ生産量を増やしてきました。


とろける舌触り・ねばり・コク
悪戸いものいちばんの特徴は、絹のようにとろける舌触りとねばり。一口食べれば、とろりときめ細かい食感に驚かれるはず。それでいて長時間煮ても煮崩れしにくいので、山形の郷土料理「芋煮」にぴったりです。料理に深みを出す、クリーミーなコクもお楽しみください。
丁寧な手作業で仕分け
地元のマダム&シルバー、そして農メンズが秋晴れの下で収穫しました。芋に傷をつけないように、掘り起こした根から芋を一つ一つ手でばらしていきます。暑くて雨が多いと出来がいいとされる里芋、今年の出来も最高です! 悪戸地区に伝わる幻の里芋、ぜひ一度ご賞味ください。


※皮付きの里芋を保存される場合、充分に乾燥させて、5℃以上の場所に保管下さい。
冷凍悪戸芋のおいしい調理方法
冷凍悪戸芋の使用方法ですが、おいしくいただく為には自然解凍はしないで下さい。
自然解凍をしてしまいますと、ぐにゃっとした食感でおいしくありません。
〇煮物などにお使いになる場合は、凍ったままの悪戸芋を熱湯に入れて茹でこぼし、
(ゆで時間10分程度)水分を切ってから調理して下さい。
必要であれば、ここでお好みの大きさにお切り下さい。
〇芋煮汁にお使いになる場合は、ごぼうやこんにゃくを茹でて沸騰したタイミングで、
凍ったままの悪戸芋を入れて箸が通るまでアクを取りながら、煮て下さい。
茹でこぼすことで、余分なぬめりを取り、味が入りやすくする効果もあり、
生の里芋と何も変わらない食感でおいしく召し上がっていただけます。
冷凍でもねっとりおいしい悪戸芋をどうぞお楽しみ下さい。
2017.09.28:[商品記事]